年収1000万の暮らし

昔はよく、”一本”とか言った。

そう、年収1000万のことです。

出典元：PhotoAC

例のあおり運転の宮崎容疑者は、親の遺産とマンションを受け継いで、マンションが全部埋まれば、家賃収入が月100万だそうです。
月収月100万なんて大したことはないな～。

ところで額面1000万の年収だと、周りも本人もそこそこの収入として認識してしまう。
ただ、これが曲者だ。

日本で年収が1000万円以上の人は4%弱だが、計算すると、

月額の手取りは約45万6000円

年収の27%は無条件で税金と社会保険料になり「手取り」は「額面」金額の約73%にまで下がる。

年収1000万ある家庭を想像してみると

一人娘と3人の家庭。
ちょっと郊外の新築の分譲マンションに住み、BMWの530に乗って、娘は私立幼稚園から私立小学校に通っている。
お父さんはデジタルギア好きで、2年に一度、iPhoneとノートPC を買い替える。
奥さんは週2回、お花とお料理教室に通っている

こんなところか？

内情は、BMWは6年ローン、デジタルギアはリボ払い、月々の貯蓄はほとんどなし。

私の感覚だと、この暮らしから逆算すると、年収は2000-2500万くらい必要かな？

逆にこの年収1000万円から、家庭の生活を逆算して設定すると

一人娘と3人の家庭。
ちょっと郊外の新築の⇒中古分譲マンションに住み、
BMWの530⇒本田フィットに乗って、
娘は私立⇒公立小学校に通っている。
お父さんはデジタルギア好きで、数年に一度、iPhoneとノートPC を買い替える。だが壊れるまでスマホとノートPCを大事に大事に使っている。
奥さんは週2回、お花とお料理教室⇒レジ打ちのパートに出ている。

 

わたしも含めて、みんな、身の程を知ろう