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知的財産

知的財産を軽んじる国として、アメリカが中国を猛烈にバッシングしているが、日本はそのようなことがないだろうか?

Googleマップの精度が最近非常に落ちたとネットでは評判になっている。
スマホ世代には非常に馴染みが深いGoogleマップの精度・信頼性が落ちると、一般人に対してもなんらかの形で直接の影響があわられそうである。

 

Googleは正式にはコメントをしていないが、Google Mapからゼンリンのクレジットが消えたところを見ると、Googleはゼンリンの地図データから自社製の地図データに移行してゆく方針なのだろうか?

しかし、日本の地図に関して言えば、ゼンリンのデータにかなうものはもちろんない。

昔こんなことがあった。

株式会社ゼンリンは24日、ゼンリン住宅地図帳の著作権侵害著作権侵害行為の差止と12億6,000万円の損害賠償を求め、インクリメント・ピー株式会社(以下インクリメントP)を東京地方裁判所に提訴した。  インクリメントPは大手カーナビメーカー、パイオニアの全額出資子会社で、インターネットの地図サービスMapFanなどを提供している。ゼンリンの申し立てにより、6月17日には盛岡地方裁判所がインクリメントPの東北開発センターで証拠保全のための検証を実施。ゼンリンによれば、この際、ゼンリンの住宅地図を多数無断複製していた事実やゼンリンのパソコン用地図ソフトZ[Zi]を1本だけ購入し、約200台のパソコンに送信できるようにしていた事実が確認されたという。また、インクリメントPの地図には、ゼンリンの地図と同じ間違いが多数あることも、ゼンリンの調査で確認されたという。  ゼンリンでは盛岡地裁による証拠保全のための検証の結果などから、インクリメントPは無断かつ大量にゼンリン住宅地図を複製し、地図ソフトなどを制作していたと判断し、提訴に至ったという。提訴の内容は、無断複製の差止、インクリメントPのカーナビ用地図ソフトやMapFan.netの元データの廃棄、無断複製による合計12億6,000万円の損害賠償を求めるもの。ゼンリンは「インクリメントPの行為は明白な権利侵害であり、他社の知的資産や労力にただ乗りして競合品を制作・販売する行為は公正な競争に反し、当社営業行為を侵害するもの」として提訴に踏み切ったと述べている。

引用元:InternetWatch

この顛末は、

イオニアは17日、「MapFan」などを開発している同社子会社のインクリメントPが住宅地図帳の著作権侵害などを理由にゼンリンから訴えられていた訴訟で、和解が成立したと発表した。  訴訟はゼンリンが2003年9月、同社の住宅地図帳に対する著作権侵害行為の差止と12億6,000万円の損害賠償を求めて東京地方裁判所に起こしていたもの。ゼンリンでは、インクリメントPの東北開発センターにおいてゼンリンの住宅地図帳を無断複製したり、ゼンリンのPC用地図ソフトを約200台のPCで不正に利用できるようにしていた事実が確認されたほか、インクリメントPの地図にゼンリンの地図と同じ間違いが多数あることも確認されたと指摘していた。  今回両社は、インクリメントPが住宅地図帳の無断複製を行なっていたことを認め、その損害賠償金として和解金を支払うことなどで合意した。また、和解成立時においてインクリメントPが作成している地図データベースについては、法律上の問題はないとの合意もなされた。   これによりパイオニアでは、同社およびインクリメントPの製品・サービスを安心して利用いただけることが明らかになったと説明している。

引用元:InternetWatch

 

つまり、パイオニアはパクリを認めて賠償金を支払ったということだ。

「いやいや、和解したとあるじゃないか!」

と言う人もいるが、そもそも裁判所は、最終的な判決で裁判所命令での支払いに行き着くまでに和解を勧め、それに双方応じて和解する場合が多い。

話を戻すと、やはり地図データを含めた知的財産を日本自身も軽んじてはいないか?

良い例がコレだ。
日本人のほとんどの人が知っているであろう、コレです。

出典元:WikiPedia

東京五輪のデザインをきっかけに、数々の盗作が発覚した佐野 研二郎は、現在NHKのデザイン製作の依頼もうけているようだ。
彼の兄は経済産業省のキャリア官僚のため、公共の仕事の受注などが入るのだろうが、創造の分野でこれほど盗作や単純なトレースを繰り返した人間がまた浮かばれるのは疑問に思う。

彼の過去の作品を掘り返すと、相当昔から盗作やトレースを繰り返しており、その様は、STAP 細胞のなにがしさんとそっくりである。

日本も先進国としてさらに成熟するには、知的財産に対する価値観に関しても、もう一皮向ける必要がある。