組織委参与の夏野剛氏 五輪巡る不公平感に「アホな国民感情」
実業家で東京五輪・パラリンピック組織委員会の参与も務める夏野剛氏が21日、ABEMA TVのニュース番組「ABEMA Prime」に出演し、緊急事態宣言下での東京大会の開催を巡り、国民に渦巻く不公平感について言及した。
「そんなクソなピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう、五輪と比べれば。それを一緒にするアホな国民感情に、今年選挙があるから乗らざるを得ないんですよ」
と、発言した。 慶應義塾特別招聘教授も務める夏野氏は、組織委参与のほか、エンブレムに関わる委員会や、メディア委員会で委員を務めた。
夏野剛
夏野 剛(なつの たけし、1965年3月17日 - )は、日本の実業家。株式会社KADOKAWA代表取締役社長、株式会社ドワンゴ代表取締役社長CEO、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授、近畿大学情報学研究所所長兼特別招聘教授。神奈川県出身。学位は経営学修士(ペンシルベニア大学・1995年)。
その他、トランスコスモス株式会社社外取締役、グリー株式会社社外取締役、株式会社USEN-NEXT HOLDINGS社外取締役、日本オラクル株式会社社外取締役、株式会社エコ配顧問、学校法人角川ドワンゴ学園理事、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与兼メディア委員会委員、一般社団法人未踏外部理事、独立行政法人情報処理推進機構 未踏事業統括プロジェクトマネージャーを兼任している。