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新型コロナウイルスの「感染症対策専門家会議」 と「 感染症対策分科会 」の違いって?

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

新型コロナウイルス感染症対策分科会
の違いって分かりますか?

 

どちらも尾身茂先生がトップであり、新型コロナウイルス感染症に対する対策を政府が練るうえで、医療、経済その他の専門家からの専門的知見・情報を提供する組織である。

 

しかし、決定的な違いがある。

 

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は政府に提言できる。

一方

新型コロナウイルス感染症対策分科会は政府に直接提言できない。

 

 

つまり、専門家会議はあ~しろこ~しろと政府に専門家たちが意見できる組織であり、これを首相が非常に煙たがった。
思い出してください。
尾身会長がいろいろな情報を政府とは別に発信していたことを。

 

総理はこれがあまりに煙たすぎて、いったん解体して、組織の仕組みを完全に作り変えて、新たに分科会を発足した。

 

この分科会は、政府・完了が決定した案に対して意見が求められれば、それに対して意見をするが、その意見が反映されるかは別の話で、それを官僚が吸い上げて、総理?二階?好みに着色して総理に提案する。
事実上、政府(官僚)のみで感染症に対する対策を決めてしまっているので、現在のような大惨事が起きているのである。

 

 

つまり、

専門家会議

①政府⇒官僚⇒専門家会議⇒官僚⇒政府
②専門家会議⇒官僚⇒政府
という二つの経路だった。

 

一方
分科会
①政府⇒官僚⇒専門家会議⇒官僚⇒~~~~~?⇒政府
のみである。

 

具体例を挙げると
緊急事態によって、イベントの収容人数の制限が5000人にかけられていたが、分科会では3000人を提案していた。

そうです。現在の政府の政策は、医学・経済その他の専門家の知見が全く取り入れられずに、官僚が自民党の顔色をうかがっって策を出しているという状態です。