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トヨタの車づくりと吉野家の牛丼

私は吉野家の牛丼が好きだ。

「はやい」「うまい」「やすい」の三拍子そろっていて、食に無頓着な私にはうってつけだ。無頓着と言っても、うまいほうがよいし、安いほうがよいし、もちろん安全な食品を望む。

 

 

ところで、私は、トヨタの車が嫌いだ。
嫌いだが、トヨタの車は、吉野家の牛丼とそっくりだ。

やすくてそこそこの質のものを提供するポジションは、外食産業における吉野家と、自動車産業におけるトヨタの車は、ほぼ一致している。

 

では、なぜ吉野家の牛丼は好きで、トヨタの車は嫌いかというと、単に私は車にこだわりがあるからで、食事に対しては、"多目的トイレのお笑い芸人"ほどこだわりがないから、吉野家の牛丼で満足できる。

 

 

レクサスの車は、アパレルでいうと”ユニクロの服”で、トヨタは”GU”だ。
レクサスの車は、吉野家でいうと”牛丼頭の大盛り”で、トヨタは”牛丼並み”だ。

レクサスの車は、生活用品でいうと”300円均一ショップ”で、トヨタは”100円均一ショップ”だ

 

そういうことだ。

 

 

 

吉野家の企業理念である

「うまい、やすい、はやい」を支える健全で強い吉野家文化

吉野家には独特の企業文化があります。目に見えない吉野家文化の一つ「客観的、論理的な思考」。抽象的な表現を嫌い、客観的データや論理的思考をコミュニケーションの手段として使っています。一般的に、数字や客観的なものさしによる基準がないと、物事を感覚的に評価してしまいます。感覚的な基準では正しい判断ができなくなり、皆がそれぞれ自分のエゴを主張するようになってしまうため、吉野家は、実に様々な場面で数字や論理的思考によるコミュニケーション手法が体の一部として身に付いているのです。
吉野家のコンセプトである「うまい、やすい、はやい」に表れているように、優先性の高いテーマに集中特化するという習慣も根づいています。牛丼のみという単品ビジネスを長期に亘って営んできたからこそ育まれたアイデンティティです。

 

まずはお客様に喜ばれなければいけない

「外食No.1のサービスの実現」を目指して

お客様からの支持は、客観的に評価できる数値と、ブランドイメージなどの客観的に測定できないものに分かれますが、私たちは、お客様からの支持の絶対的なバロメーターとして「客数」を重視しています。客数は、市場にいかに受け入れられているのかの指標であり、客数の増加こそ、お客様の支持の高まりを表すからです。客数を増加させるには二つの方法があります。一つは新規のお客様を獲得すること。

 

トヨタの経営理念

 

  1. 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
  2. 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
  3. クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
  4. 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
  5. 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
  6. グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
  7. 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する

トヨタは、'92年1月「企業を取り巻く環境が大きく変化している時こそ、確固とした理念を持って進むべき道を見極めていくことが重要」との認識に立ち、「トヨタ基本理念」を策定いたしました。('97年4月改定)

 

吉野屋が好き=吉野屋の理念がすき

トヨタが嫌い=トヨタの(絵に書いたような理想的な)理念と実際の金儲け手技の行動のギャップが胸糞悪い

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