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死亡診断書

日本の死因と死亡診断書の大部分は世界基準から大きく逸脱

人はなくなった場合、埋葬法に従って埋葬します。
主に火葬ですが、火葬をするには死亡診断書か死体検案書が必要です。

出典元:PhotoAC

さて、解剖や死体検案については、またの機会にじっくり書きます。

死亡診断書ですが、日本の死亡診断書の大部分は、全くダメです。
きちんと法医学の授業で死亡診断書、死体検案書の書き方を習った私たちの世代より前の、爺さんたちが、この日本の医療をだめにしています。

とはいえ、若い世代の医者も、アホがいますので、一概に年寄りの医者が悪というわけではないでしょうけど。

ちなみに死亡診断書とはこんな感じです。

死亡診断書か死体検案書か、どちらかを線で消します。
二重線で消すバカがいますが、正しくは一重せんです。

死亡診断書(死体検案書

という具合です。
医師の署名があればハンコは不要です。
これくらいの知識は法医学で習いますが、その程度の知識もなくて死亡診断書を書いているバカ医者が多くて、困ったものです。

有名人がなくなると、死因が公表されますが、
「急性心不全」、「肝不全」、「呼吸不全」、「腎不全」etc
全部死因としては不適切です。
本当にアホな医者が多すぎます。

~不全は死亡診断書に書く死因じゃありません。
なので、日本の死因はWHOの死因統計から完全に外されています。
医療先進国(と勝手に自負しているだけ?)のこの日本の死因が、全く使い物にならない診断ということです。

例えば、
80歳のおじいちゃんがインフルエンザにかかって咳も続いてしんどいしんどいと
そのあとインフルエンザは何とか治ったんだけど、寝たきりになって食事量もへって、結局2週間くらいで亡くなったとします。
医者は
「インフルエンザは治ったんだけど。老衰ですね」
死因は老衰。
アホです。

あくまで死因は”インフルエンザ”
です。

肝硬変で食道静脈瘤の破裂で死亡した場合。
(ア)直接死因    出血失血
(イ)(ア)の原因  食道静脈瘤(破裂)
(ウ)(イ)の原因  肝硬変
かな?

胃癌で肺転移を起こして、最終的には肺がゼロゼロになって亡くなった場合、アホ医者は
呼吸不全
と書きますが、いや~、もうこんなアホいないかな?
正しくは、死因は単に ”胃癌”
です。

まあ、事件性がなければ死因は何でもよいといえば何でもよいが