最終学歴
最近、高学歴芸能人の出場しているクイズをよく見かける。
ロザンの宇治原史規(うじはらふみのり)は京都大学の出身だ。
彼は休学と留年を繰り返し、9年かけて卒業したそうだ。
カズレイザーも同じように高学歴タレントということになっていますが、彼の出た同志社大学は2.5流大学かな?
Fランク大学までラインナップされた現在では、同志社大学は2流にまでランクアップしているかも?
ところで、大学(大学院)は学歴としては最終だが、キャリアとしてはほんの入り口に過ぎない。
例にとると武道の黒帯だ。
初段の審査に合格して黒帯をいただく際にに、師範から
「黒帯は目的・終点ではありませんよ。ここからが空手道の始まりですよ」
と言われたそうだ。
道を究めた方のおっしゃる言葉は、やはり重い。
同志社大学は微妙だが、京都大学、東京大学などは学歴として誇らしいが、京都大学を9年かけて卒業してお笑い芸人になってしまえば、学歴としては三流以下だ。
学問は大学に入学することが目的ではなく、大学入学が学問の始まりで、やっとそこが出発点だ。
世間の大部分の人は、学問のスタートラインに立って、そこから学問への道を歩みだすことをやめてしまう。