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モンドセレクション

モンドセレクションで金賞受賞”

と言うのをたまに見かける。
ところで、モンドセレクションっていったいなんだ?

似たようなものに、”内閣総理大臣賞”と言うのもあるが、横文字のほうがなんとなくかっこよいような気がするのは、英語にコンプレックスがある日本人の国民性だろう。

モンドセレクションとは

モンドセレクション(Monde Selection)は、食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康を中心とした製品の技術的水準を審査する民間団体であり、ベルギー連邦公共サービスより指導及び監査を受け、モンドセレクションより与えられる認証(この組織ではと表記している)である。1961年、独立団体としてベルギーの首都・ブリュッセルに作られた。

引用元:WikiPedia

出典元:MONDE SELECTION

審査基準は「味覚」「衛生」「パッケージに記載されている成分などが正しいか」「原材料」「消費者への情報提供」等の各項目らしい。

ん?味覚?

大福餅とか、西洋人に味がわかるのか?

Wikipediaにはこのようにある

2017年まで製品の評価のスコアが非公開で、受賞の理由が不明確だったことも、審査の正しさに疑問を持たれた一因だが、ワールドビジネスサテライトの報道もきっかけに、2018年から審査の透明性を高めるため、初めて“評価シート”が導入され、味や香りなど項目ごとに獲得したスコアが明示され、企業に配布されるようになった

参加費用は1製品につき1150ユーロ、3製品異常なら1製品につき1050ユーロのようだ。
1ユーロ=117.55円 (2019/9/5現在)で換算すると
1150ユーロ=135182円
1050ユーロ=123427円

サンプルの輸送や申請の代行業者もあるようだ。まさに、金、かね、カネ!

申請すると90%以上は賞が取れるようで、コレに落ちたら絶望的なクオリティだということは最低限いえるが、コレに落ちました、なんて誰も宣伝しない。

また、この賞の応募はアジアがダントツで、せっせとコレに申し込んでいるのは日本だけのようである。

まあ、金だな金。

それだったら日本人が評価する、”内閣総理大臣賞” のほうがよほど信頼できそうだ。

 

モンドセレクションも闇が深そうだ。

 

2019年9月7日